ウルクズノフ・デュオ
Duo Ourkouzounov

小倉美英(ミエ・ウルクズノフ)の自由な演奏をアタナス・ウルクズノフの構築的なギターが支える「ウルクズノフ・デュオ」。二人を結びつけたものは、テオドシ・スパソフやイヴォ・パパゾフ、ペーター・ラルチェフといった奏者に代表される、ブルガリア現代民族音楽への共通の情熱である。

2001年にデュオを結成して以来、従来のフルート、ギターデュオの定番イメージを見事に裏切り、全レパートリーを自ら作編曲する独自のスタイルが高い評価を受け、日本のギタリスト福田進一氏プロデュースによるCD「レジェンズ」が「驚異の自作自演と名演の再創造」と評され「レコード芸術」誌2007年3月号の特選盤に選定された。ヨーロッパでも他5枚のCDを録音、20数年に渡り、 ウィーン国立音楽大学、サンフランシスコ・オムニアートファンデーション、アメリカ・ジョージア州コロンブス音楽大学、ストックホルム王宮ホール、ドイツ・ヴァイマール国立音楽大学、ハンブルグ国立音楽大学、ニューヨーク・マンハッタン・スクールオブミュージック、カナダ・モントリオールギターフェスティバル、ベルギー・ブリュッセル王立音楽院、ブルガリア・プレヴェン国際ギターフェスティバル、スペイン・ヴァレンシアフルートコンベンション、フランス・オールセゾンミュジカル、ノルウェー・ヨハン・ハルヴォルセン室内楽フェスティバルなど、世界20ヵ国の様々なジャンルのフェスティバル及び音楽大学に招聘される。高度なテクニックでクラシック、現代音楽、民族音楽、ジャズの間を自由に出入りする軌跡は、日本の現代音楽シーンを代表するアンサンブル・ノマド代表の佐藤紀雄氏に「前人未踏の至宝のレパートリー」と称された。

日本では軽井沢ソニー・ミュージックフェスティバル、白寿ギターフェスティバル、庄内ギターフェスティバル、アンサンブルノマド結成20周年記念定期、渋谷公園通り佐藤紀雄プロデュースシリーズ、岸和田こなから音楽祭などに出演、これまでに佐藤洋嗣(コントラバス)、ヨルダン・マルコフ(ガドゥルカ)、佐藤紀雄(ギター)、原田亮子(ヴァイオリン)、吉川真澄(ソプラノ)と共演した。

これまでにフランス、ドイツ、ベルギー、スペイン、イタリア、オランダ、スイス、リヒテンシュタイン、チェコ共和国、スロヴァキア、ポーランド、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、ギリシャ、ルーマニア、ブルガリア、アメリカ、カナダ、日本の各国で演奏。

デュオ・ウルクズノフは2019年、パリ郊外アントニーギターフェスティバルに現代ブルガリア音楽を代表するアコーディオンの巨匠ペーター・ラルチェフを招いて共演し、意気投合して以降5年間に渡り「らるちぇにっつぁトリオ」を結成。

天才ペーター・ラルチェフを日本に紹介する国際交流プロジェクト、「らるちぇにっつぁトリオ~ブルガリアと日本の架け橋」は2021年度「日本万博記念基金文化交流助成事業」に採択された。コロナ禍のため念願の日本行きは断念せざるを得なかったが、ブルガリアと姉妹都市協定を結ぶ山形県村山市、北九州の宗像市、並びに小倉美英の地元、香川県多度津町の小中学校全20校(生徒3138人)に向け、給食の時間にブルガリア音楽を聴きながらブルガリアのメニューを楽しむ「聴食」を実施、日本の子供たちにペーター・ラルチェフの音楽を通してブルガリア文化を紹介した。

また、ブルガリアのプレヴェン市からニコライ・ミハイロフによる収録で、世界に向けオンラインコンサートを実施、その模様を録音し、万博助成記念CDを発表した。

らるちぇにっつぁトリオとしての活動は2023年をもって終了したが、ブルガリアのプレヴェン・ギターフェスティバル、プロヴディフ・ギターアートフェスティバル、デンマークのアールフス・ギターフェスティバル、コペンハーゲン・ギターフェスティバルなどで演奏し、「ヨーロッパ記譜音楽と口頭伝承の即興的な民俗音楽」の融合への挑戦は、主にヨーロッパで実績を残している。

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ウルクズノフ・デュオ

Duo Ourkouzounov

小倉美英(ミエ・ウルクズノフ)の自由な演奏をアタナス・ウルクズノフの構築的なギターが支える「ウルクズノフ・デュオ」。二人を結びつけたものは、テオドシ・スパソフやイヴォ・パパゾフ、ペーター・ラルチェフといった奏者に代表される、ブルガリア現代民族音楽への共通の情熱である。

2001年にデュオを結成して以来、従来のフルート、ギターデュオの定番イメージを見事に裏切り、全レパートリーを自ら作編曲する独自のスタイルが高い評価を受け、日本のギタリスト福田進一氏プロデュースによるCD「レジェンズ」が「驚異の自作自演と名演の再創造」と評され「レコード芸術」誌2007年3月号の特選盤に選定された。ヨーロッパでも他5枚のCDを録音、20数年に渡り、 ウィーン国立音楽大学、サンフランシスコ・オムニアートファンデーション、アメリカ・ジョージア州コロンブス音楽大学、ストックホルム王宮ホール、ドイツ・ヴァイマール国立音楽大学、ハンブルグ国立音楽大学、ニューヨーク・マンハッタン・スクールオブミュージック、カナダ・モントリオールギターフェスティバル、ベルギー・ブリュッセル王立音楽院、ブルガリア・プレヴェン国際ギターフェスティバル、スペイン・ヴァレンシアフルートコンベンション、フランス・オールセゾンミュジカル、ノルウェー・ヨハン・ハルヴォルセン室内楽フェスティバルなど、世界20ヵ国の様々なジャンルのフェスティバル及び音楽大学に招聘される。高度なテクニックでクラシック、現代音楽、民族音楽、ジャズの間を自由に出入りする軌跡は、日本の現代音楽シーンを代表するアンサンブル・ノマド代表の佐藤紀雄氏に「前人未踏の至宝のレパートリー」と称された。

日本では軽井沢ソニー・ミュージックフェスティバル、白寿ギターフェスティバル、庄内ギターフェスティバル、アンサンブルノマド結成20周年記念定期、渋谷公園通り佐藤紀雄プロデュースシリーズ、岸和田こなから音楽祭などに出演、これまでに佐藤洋嗣(コントラバス)、ヨルダン・マルコフ(ガドゥルカ)、佐藤紀雄(ギター)、原田亮子(ヴァイオリン)、吉川真澄(ソプラノ)と共演した。

これまでにフランス、ドイツ、ベルギー、スペイン、イタリア、オランダ、スイス、リヒテンシュタイン、チェコ共和国、スロヴァキア、ポーランド、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、ギリシャ、ルーマニア、ブルガリア、アメリカ、カナダ、日本の各国で演奏。

デュオ・ウルクズノフは2019年、パリ郊外アントニーギターフェスティバルに現代ブルガリア音楽を代表するアコーディオンの巨匠ペーター・ラルチェフを招いて共演し、意気投合して以降5年間に渡り「らるちぇにっつぁトリオ」を結成。

天才ペーター・ラルチェフを日本に紹介する国際交流プロジェクト、「らるちぇにっつぁトリオ~ブルガリアと日本の架け橋」は2021年度「日本万博記念基金文化交流助成事業」に採択された。コロナ禍のため念願の日本行きは断念せざるを得なかったが、ブルガリアと姉妹都市協定を結ぶ山形県村山市、北九州の宗像市、並びに小倉美英の地元、香川県多度津町の小中学校全20校(生徒3138人)に向け、給食の時間にブルガリア音楽を聴きながらブルガリアのメニューを楽しむ「聴食」を実施、日本の子供たちにペーター・ラルチェフの音楽を通してブルガリア文化を紹介した。

また、ブルガリアのプレヴェン市からニコライ・ミハイロフによる収録で、世界に向けオンラインコンサートを実施、その模様を録音し、万博助成記念CDを発表した。

らるちぇにっつぁトリオとしての活動は2023年をもって終了したが、ブルガリアのプレヴェン・ギターフェスティバル、プロヴディフ・ギターアートフェスティバル、デンマークのアールフス・ギターフェスティバル、コペンハーゲン・ギターフェスティバルなどで演奏し、「ヨーロッパ記譜音楽と口頭伝承の即興的な民俗音楽」の融合への挑戦は、主にヨーロッパで実績を残している。

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らるちぇにっつぁトリオ.
Trio Ralchenitsa